笑顔は誰のために?


あなたは、1日の中でどのくらい笑顔でいますか?

研修の中で「笑顔」の話をすることが沢山あります。
なぜ笑顔が良いのかを語れば、理由は幾つもあります。
あなたは、なにを理由にあげますか。・・・そうすね。理由なんてなくても、笑顔が良いというのは、みんな納得ですよね!!

子どもは小さいころ、面白いことがあるとお母さんが笑っているか、確かめるように振り返ります。お母さんの笑っている顔を見て、また笑うのです。子どもの笑顔は、大人みんなの笑顔を作ります。でも本当は、子どもこそ、大人の笑顔を必要としているのですね。

さて、私たちは一日の中でどれくらい笑顔でいるかしら。笑顔が大事だと知っているし、たくさん笑顔でいると思われていますが、意外と真顔のことが多いのです。真顔を超えて、への字口だったりして⁇

ときに写真の中の自分の顔が、あまりにも普通の(愛想のない)真顔で、仰天することがありませんか(私、最近もありました。見せたい!)でもそんな写真を見ても誰も驚いたりしないんですよね。ということは、結構、そんな顔をしているってこと。鏡を見るときは、いい表情をしているのだと思うし、「はい、ポーズ」のときには笑顔ですから、まぁ、普通に真顔の写真の自分に驚いてしまうという・・・。笑顔って、いいものなのに。「どんな顔か」よりも「どんな表情か」が大事だと知っているのに・・・。

そして更に私たちは自分の顔を、笑顔を、ほとんどの時間、自分で見ることができません。となると素敵な笑顔は、周りの人の為にあるのですね。(もちろん笑顔は自分の身体とココロにもいいものですが)

さぁ、隣の方と向き合ってください!!というとほとんどの方が、すぐに笑顔になります。唐突に見つめ合わされるものですから、吹き出す方も多いんですよ。なんで笑うか、それは笑顔でいることの「力」を知っているのです。そう笑顔は、ココロが通うツール、更には敵意がないことの大証明なのです。

私は、笑顔といっても、いつでも、あっはっはっ、というのではなく、モナリザのような微笑みがいいと思うのです。何かあったときに花が開くように3分咲き、5分咲き、満開・・・のように合わせて変化する好きです。
あなたがいるから、どんどん笑顔の花が咲いていく。
私はときに、話を聞く前から笑っているときがあります。だって、目の前の人のその表情から、これから面白い話が聞けるんだ〜って、分かるから話す前から止まらなくなるのです!!

秋の夜長、他愛もない笑顔の話でした。