その言葉の色は、何色?


すっかり秋の景色が広がっていますね。
黄金色に広がる稲穂たち。収穫の季節を迎えると、それだけで感慨深い。
今、あなたはどんな秋を過ごしていますか?

話し方教室の中で「自分と人を比べない」という話がよく出てきます。
考えてみれば、久しく会ったお友達に「変わってないね~」という会話も今と昔の比較だし、「ちょっと太った?」・・・う~ん、太るのよね(私)
なんて言葉も何年か前の私と比較したもの。おっとりした性格です!や、せっかちなんです!!や、あの人は優秀!!!も、そうよね。人を鏡として我を知る・・・わけですから、やっぱり日頃から比べることは、私たちの周りに沢山あるのです。人以外も・・・10月として一番暑い気温となりました(今日のことです)というのも比較だし。比較は毎日の中に溢れています。

となりますと「比べる」のが悪いのではなく、「比べ方」が大切だということ。優越だったり、誰かや何かをないがしろにするのでなく、建設的な比べ方。う~~ん、比べるという言葉が出るだけで、やっぱりなんだか気持ちが落ち着かない。そう、私は「比べる」ことへの嫌悪感が多いのかもしれない←これも何かと比べているのか?

さて、今日の空は秋色。
ココロの奥のあなたに声をかけてあげて。
もうね、苦しめる比べ方はしないからね。
今月は色んな「自分に優しく・・・」のお話です。
みんな案外、自分に厳しいんですよ。気付かないままに。
そして、そうして優しくすることが一番、あなたのココロを目覚めさせる力があるんだと化学で証明されたということもみんなと話せたらいいな。

自分にも、隣になったあの人にも、向こうからやってきたあの人にも爽やかな声をかけてみませんか。その言葉はきっと豊かな秋色を放っていると思うの。