未見の我


先日の話し方教室の中で「ジョハリの窓」の話がでました。
「自分が知っていて、みんなも知っている、窓」「自分は知っているけれど、みんなは見えない、窓」「自分では気づいていないけれど、みんなには見えている、窓」「自分もみんなも見えていない、窓」4つの窓の話です。

みんなが知っている自分の事については、耳を傾け、受け入れる。さらに自分のココロを開いてオープンにし、自己開示することで、自分についての理解が深まるり、だれも見たことのない最後の窓、4つ目の窓が開かれていく。ここには隠された才能や能力があり、開かれることで素敵な自分の人生がスタートする・・・という話。

日本にも「未見の我」という言葉があります。私たちは、自分のことを全部知っているわけじゃないのですよね。何が起きると「未見の我」に会えるのかしら。

人生を変えてしまうほど、影響力のある出来事か、人との出会いか。もしくは大きな失敗や挫折なのかもしれない。大きなできごととも限らず、日々の小さな気付きの中で、少しずつ現れるのかもしれない。いや、現れるのでなくて、良いことも、一見、悪いと見えることも全部、大事に味わって、必死に作り出した「新しい自分」であるような気がしてきた。未だ見ぬ我。楽しみにしておこう。

あなたの未来には、どんな自分が待っているのかしら。楽しみにしていましょうね。