自己肯定感の話


自己肯定感について、よく話題になります。あなたは高い方ですか?それとも高くない方ですか?

周りから見たら高そうに見える方が、高くない・・・どころか「私は低いんです」と言われることが多々あります。これは自己評価で語られるものですから、明確な基準はないんです。だから人が感じるものと、本人の意識が違うことはよくあるわけです。

自己評価ゆえに曖昧な感覚なんですね。でも低いことを気にし過ぎて、弊害もある話も多く紹介されるようになりました。元々漠然としているものを高めよう〜とか、そりゃ、難しいことだわ。

ただ自己肯定感が低いと苦しい感覚があり、低い人は「高くなりたい」とよく言われます。私は自分を知る1つのツールとか、考え方の1つとみるぐらいでいいのかもしれないと思う。それより具体的に何に対して感じるか、いつ感じるか、そこにヒントがある。

例え話でよく言うのが「自信なさげな赤ちゃんは見ない」話です。まぁ、いろんな赤ちゃんが本当はいるんでしょうが笑。でも赤ちゃんって、やりたいことにどんどんチャレンジしていきますよね。みんな最初は自己肯定感、高かったんです!

となると、今までの人生の中で、上手くいかなかったことや傷付いたことなど、ネガティブなことを経験して失くしていったもの、と言えますよね。どんなことでもすぐに「できる」ことなんてないし、人と比べるものでもないのに。

自己肯定感って高めると言うより、失くしたものを取り戻す感じでいいんじゃないかしら。元々の本来の自分にあったくらいまで。バリバリ高くなくて良いのです。

それに低いことが悪い、とばかりはいえません。低いことを力にかえて奮闘することもできますから。それよりも気になるのは、自分に対して、自分で傷つける言葉を投げかけること。未来へ向かう力だって削がれてしまいそう。

あなたはどう思いますか。あなたがもし「低い」と感じているなら、どこに肯定感を置いてきてしまいましたか。みんなで話してみませんか。