ゆっくりすることは得意ですか?昨日リラックスの話をしましたね。少し続きを・・・若かったころの私は、慌ただしい毎日を送っていたので、とにかくいつも突っ走った状態でした。恥ずかしながら、普通の速さで歩くこともなかった笑。人目があるところは小走り。ないところではダッシュ。仕事に、母のお世話に、(今でいえば介護になるのですね)自分の身の回りのことの時間もあるので、必然的に時間がない。勉強したい、勉強したい、時間が欲しい。1分1秒、行っているすべての時間を詰めていき、勉強の時間にあてていました。
その後、結婚してお腹に赤ちゃんが宿ります。それでも私は、いつもの小走り・・・。はっ!!私、もう走っちゃいけないわ!!!心底(大袈裟な言い方ですが、気分はこんな感じ)驚きました。そしてそれは、とても不思議な感覚でした笑
よく聞く話。ゆっくりしたい~と思っていても、いざとなるとゆっくりできない。馴染めない。違和感を感じてしまって落ち着かないということ。広々とした野原に連れてこられて、さぁ~自由に遊んで、と言われても遊べない。戸惑ってしまう。そんな感じ?なにをどうしたらよいのかわからない。そもそも私は、ゆっくりして何がしたかったのか???なんて考えたりして。ゆっくりの贅沢な時間は、瞬く間に退屈な時間へとかわってしまう。
時間がありすぎるのも、なさすぎるのも、結局ストレスになってしまうのですね。あぁ、残念・・・。欲しかったゆっくり豊かな時間を本当の意味で持つことはどうしたらよいのでしょうか。
立ち止まる。自分の気持ちを振り返る。不思議に思われるかもしれませんが、自分の本当の気持ちに気付いていない人は多いのです。
心理学的な話は置いておいて、もう一つ。行動をゆっくりする・・・というのもココロを開放させる手でなんですって。ゆっくりしたい、落ち着きたい、と思ったそのときに、ゆっくり動く。このときに、焦っている気持ちを変えよう、なんとかしょう・・・と思うとできないものです。ただ動作をゆっくりとする。そしてゆっくりの動作の中に自分を感じてみる。ちょっとこれを読むだけでは理解できないかもしれないが、やってみると想像以上に人の気分はゆったりするもの。時間と戦うことをお休みしてみませんか。
写真は、井の中の蛙大海を見る 笑